『2020年には幾つになっているかなぁ?』と日本中の誰もが自分の年齢に7つ数えた東京五輪決定の9月7日。
池上さんは夜9時から朝7時まで少し休憩を挟みながら、開催地決定までオリンピック解説の生放送という長丁場をこなしました。

池上解説によりますとオリンピックとは、フランス貴族クーベルタン男爵が『スポーツを通じて世界平和の実現を目指そう』と1896年のアテネで開催したのが始まりで、それからパリ万博のおまけになったり、戦争で中止になったり、テロがあったり、東西冷戦の影響でボイコット合戦になったりなど、そのときそのときの政治や国際情勢によって翻弄されながらも引き続き現在第30回ロンドン大会まで開催されているとのこと。

1964年東京オリンピック時テレビにかじりついていた池上少年が一番感動したのは閉会式。
行進の列が崩れて世界の選手が入り乱れるなか日本選手団がその渦に飲み込まれてしまい、旗手が他国選手に肩車されて行進するなどお祭り騒ぎ状態になった場面でした。
『とても感動的で、みんなが自然に一緒になっていくんだなぁと思った』とのこと。

2020年その再演が行われるのは確実ですが、それをも上回るたくさんの感動が生まれるのだろうと思います。そして池上さんもまた 「2013年オリンピック招致で東京に決定したとき私生放送してたんですよー」 とニコニコしながら解説しているに違いない。

イケマメ(池上さんの豆知識)・オリンピック篇

1、日本は1940年に一度オリンピック開催を返上したことがある。
2、モントリオール大会で10億の赤字を出すもロサンゼルス大会では税金を使わず放映料やスポンサー契約などで500億の黒字を出し、これがオリンピック商業化への転機となった。
3、IOCはクーベルタン男爵の元に集まった貴族や学者仲間15人発祥の民間団体であり、現在では運営収入の1/4をアメリカNBCが占めているため、開催時期や注目競技はアメリカ東部時間に合わせるなどの優遇がなされている。