●月刊世界12月号:
社会の「正気」、メディアの「正気」

岩波書店の雑誌『世界』最新号は「報道崩壊」特集です。
こちらに池上さんとジャーナリスト・二木啓孝氏の対談が掲載されています。


排外主義がこの数年日本社会を吹き荒れている。2009年の京都朝鮮学校襲撃事件は高裁で高額賠償を命じられ、今年国連の人権委員会から是正を強く勧告されているが、依然として日本の言論では嫌中・嫌韓が大きな「市場」を持っている。戦後70年を来年に控えた今年8月5日、6日、朝日新聞が自らの慰安婦報道検証を行い、そこで引かれた吉田証言を取り消したことから、激しい朝日叩きが席巻した。週刊誌も軒並み朝日新聞を批判し、「国辱」「国賊」「廃刊すべき」という言葉が目についた。ネット「言論」の成長、歴史との切断など様々な観点から、「戦後メディア最大の危機」とも言われる現状を分析する。

※定価:864 円(税込)、11月8日発売